今回読んでみた本は「悪口ってなんだろう」という本です。
悪口についてどう定義するか、悪口について掘り下げる本です。
「悪口はよくない」ということは小さい頃から刷り込まれているはずなのに、悪口を言ってしまうし、人が集まれば悪口で盛り上がってみんなで楽しむ時もあります。
関係性によっては一見悪口に聞こえることも、いじりだったり、笑いになることもあったり。
これまで悪口について深く考えたことがありませんでしたが、この本を読んでみると悪口はいろんな側面を持っていて多面的だということが分かります。
悪口とは相手のランクを下げる発言、と定義づけられることに納得出来ます。
確かに人は何かとランキングをつけたがるし、ランキングを見るのも好き。
自分より上に見せるためにマウントを取りたがります。
だから悪口ってなくならないのか。
相手を貶めるための悪口は確かによくないです。
でも強者に抵抗するための手段としての悪口は正義になるという側面もあります。
悪口が何かを知って、正しい使い方をするのが大事ですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。