小紅色

食と趣味と息子の話

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牛乳ストレートで一杯どうですか

コロナ禍になってから学校が休校なったり、飲食店が休業したりする影響で、牛乳が消費されずに大量廃棄されるというニュースを度々見たりします。今日もちょうどそのニュースをやっていました。

バターやチーズに加工するという対策を取っても限界があるようで、しかも加工品だと生乳より安くなって酪農家さんの収入が減ってしまいます。長引くコロナ禍に加え、ウクライナ情勢で飼料も高騰して酪農家さんの努力だけではどうしようもないようです。

そこでお水のサービスと一緒に、牛乳もサービスで出して消費の協力をするという取り組みをしている飲食店が紹介されていました。牛乳パックにストローを挿して飲んでインタビューに答えている人を見てある光景が思い出されました。

それはまだ寒い日のことでした。温かいコーヒーが飲みたくてコンビニに立ち寄りました。お気に入りのカフェラテを買って車に戻ったら、コンビニの入り口から少し離れたところに立っている20代の男性が目に入りました。

「ええっ!こんな寒い日に冷たい牛乳?なんでそのチョイス?しかも外で」と思わずツッコんでしまいました。その20代の男性はストローを挿して何気ない顔で牛乳を飲んでいたんです。

牛乳は子どもの飲み物という固定概念に凝り固まった私。大人がそれ飲む?こんな寒い日に外で牛乳飲むなんて。よっぽど牛乳好きな人なんだろうな〜と勝手に思い込んでいました。

でも今日のニュースを見て思いました。もしかしたら彼は微力ながら尽力している人だったかもしれないと。自分一人では大したことなくても、それでも少しでも大量廃棄問題に協力できたらと思って飲んでいたかもしれない。

無知というは、物の見方を制限します。あの時彼がなんで牛乳を飲んでいたか考察するのに、牛乳好きなんだーで終わってしまった自分が恥ずかしい。ただの牛乳好きだったかもしれないけれど、社会問題に向き合う若者だったかもしれない。

想像するのはこちらの勝手なので、あの日見かけた彼は社会問題に向き合う人だったと思う方が私の幸福度も上がります。

さて牛乳消費問題ですが、なかなか大人になると牛乳をストレートで飲む機会が減ってしまいます。コーヒーに入れて飲むくらいだと牛乳が減らないので、一時期牛乳を買わないなんて時期もありました。

今はヨーグルト作りのためにしょっちゅう牛乳買っています。あとは紅茶に入れたり、飲みやすくするするために甘酒を牛乳で割ったり、そんなとこですね。こうやって書いてみてもやっぱりストレートで飲むことはあまりなかった…

これからはストレートで牛乳をプラス一杯、毎日の習慣にしようと思います!

 

 最後まで読んでいただきありがとうございました。