小紅色

食と趣味と息子の話

※ 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

何でも心霊現象にしちゃうやつ

車椅子ユーザーの息子はエレベーターに乗る機会が多い。息子にとってエレベーターは乗り物であって、小さい頃からエレベーター動画をよく見ていた。今ではエレベーターの案内音声を聞いてどこのメーカーのエレベーターか判別がつくくらいだ。最近ではエレベーター動画を自分でも撮るようになった。今回はそんなエレベーターにまつわる話。

 

先日ある商業施設に出掛け、周りの迷惑にならないよういつものようにエレベーター動画を撮影していた。大型施設なので何ヵ所か撮影し帰宅した。

数日後、撮影した動画を編集しようと確認してみたら最初に撮ったエレベーターに緑の光が映り込んでいる。なんだろう、レンズが汚れていた?
ここのエレベーターは1Fから駐車場階の往復で撮影していたから、駐車場階から1Fに戻る動画も確認してみる。やはり緑の光が映り込んでいる。

何ヵ所か撮影していたから、商業施設内の違うエレベーターを確認してみる。他は特に問題がない。レンズの汚れではないようだ。

だとしたら、カメラのエラーかエレベーターの天井の照明の干渉か。動画を確認しながら音声も確認してみる。途中謎の「カンカンカン」というそれなりに大きい音が聞こえる。乗っている時には気にしなかった謎の音。

息子に確認してみると、このエレベーターは「揺れて怖かった」という。そして「このエレベーターだけ古い」とも言う。車椅子に乗っている息子の方が揺れを感じやすいのだろうか。一緒に乗っていた私は揺れを感じなかった。

ここまでの一連のことを夫に話してみる。すると夫が一言

津波来たところだからね」

きょえ~!!!!!!

やばっ! 鳥肌総立ち!!!!

一応緑の光が映り込んでいるところに別の何かが映り込んでないかスローで確認はしたが、何も映り込んではなかった。そのことを夫に伝えると

「見える人には見えるんじゃね?」

う~ん、それ言われたらおしまいだよね。試しに謎の光と謎の音のエレベーターで動画アップして「私には見えますよ」「いますよ」「映ってますよ」とコメントされても、見えない私たちはそれを信じるしかないわけで。言ったもん勝ちみたいなことになるのはなんか嫌だ。

霊が〝いない証明”も〝いる証明”も難しいわけでどちらを信じるかは自分次第。
結局大事なのは真実よりストーリーになってしまう。

今回エレベーターで謎の光と音が撮影された。撮影された施設は以前津波の被害にあった場所である。息子はエレベーターに乗った時に揺れを感じ、またこのエレベーターは同じ施設内のエレベーターに比べて古いと語っている。

その動画を見てみたい方こちらをどうぞ⇩(画像にはモザイクかけています)


www.youtube.com

津波という言葉が「犠牲者」「無念」など色々と連想させ、あたかも心霊現象が起きたように錯覚させる。エレベーターがほんとに古いかは分からない。息子がそう思っただけかもしれない。

 

私の個人的見解では、謎の緑の光は蛍光灯の光だと思う。なぜなら緑の光が不規則でなく規則的に揺れていたから。また蛍光灯の光では色かぶりという現象が起こるらしい。音は何かの機械音かと思われたが、他の編集の際に似たような音が確認できた。どうやら車椅子の軋み音だと考えられる。ただ車椅子が止まっている状態でも軋み音が鳴るのかという疑問は残る。揺れを感じたということに関しては、そろそろメンテナンスが必要な時期なのかもしれない。

 

ストーリーのこじつけで実は何でもない動画も、心霊現象のせいにすることが出来る。

私の個人的見解も正しいとは限らない。

信じるか信じないかはあなた次第です。

 

 

 最後まで読んでいただきありがとうございました。