小紅色

食と趣味と息子の話

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「ボッコちゃん」星新一著 読んでみた

久しぶりに星新一の世界観に触れたくなって読んでみました。

ショートショート集です。

ちなみにショートショートとは短編小説よりもさらに短く書かれた小説のことです。

「ボッコちゃん」は著者が自薦した50選ということもあり、どれも面白い。

そしてどの話もオチがすごい。

皮肉めいたものから、その発想はなかったと思わせるもの、最後考えさせられるものなど楽しく最後まで読むことが出来ます。

バラエティに富んでいて、ミステリーあり、ファンタジーあり、SFありと、色んな要素が詰まった作品集です。

中でも好きなのはやっぱりSFの話。

遠い未来はこんな時代になるのかなーってワクワクするし、科学はどこまで進歩するんだろうって思います。

どれも短い話なのに、読み終えた後の満足度は大きいです。

最後そう来るか?といった感じの、してやられた感がある話がけっこうあります。

コントのオチは逆に振れば振るほど面白いって聞いたことがありますが、まさにそんな感じでした。

若い頃に星新一にハマって読んだ時以来久しぶりに読みましたが、やっぱり面白い。

ちょっと不思議な世界観を楽しみたい人におすすめです。

 

 最後まで読んでいただきありがとうございました。