小紅色

食と趣味と息子の話

読書

「こいごころ」畠中恵著 読んでみた

今回読んだのは「しゃばけ」シリーズの第21弾、「こいごころ」です。 こいごころ [ 畠中 恵 ]価格: 1540 円楽天で詳細を見る おくりもの、こいごころ、せいぞろい、遠方より来たる、妖百物語の5話。 江戸を舞台に病弱な若旦那と妖(あやかし)たちが困りごと…

「仕事場のちょっと奥までよろしいですか?」佐藤ジュンコ著 読んでみた

表紙のかわいさに惹かれて読んでみました。 「仕事場のちょっと奥までよろしいですか?」 仕事場のちょっと奥までよろしいですか? (一般書 134) [ 佐藤 ジュンコ ]価格: 1320 円楽天で詳細を見る 伝統工芸やクリエイター、バーのママや副住職など様々な仕…

「エプロン手帖」平野レミ著 読んでみた

今回は平野レミさんのエッセイ本を読んでみました。 エプロン手帖 (一般書 414) [ 平野 レミ ]価格: 1650 円楽天で詳細を見る 平野レミさんと言えば、軽快なおしゃべりが魅力的な方ですね。 この「エプロン手帖」は28年前に出した「平野レミのエプロン手帖…

「わたしを離さないで 」カズオ・イシグロ著 読んでみた

今回はカズオ・イシグロ著の「わたしを離さないで」を読んでみました。 わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) [ カズオ・イシグロ ]価格: 1078 円楽天で詳細を見る 読んだ後に知りましたが、ドラマ化もされた有名な話だったんですね。 カズオ・イシグロ作…

「ボッコちゃん」星新一著 読んでみた

久しぶりに星新一の世界観に触れたくなって読んでみました。 ボッコちゃん (新潮文庫 ほー4-1 新潮文庫) [ 星 新一 ]価格: 693 円楽天で詳細を見る ショートショート集です。 ちなみにショートショートとは短編小説よりもさらに短く書かれた小説のことです…

「教誨(きょうかい)」柚月裕子著 読んでみた

今回は教誨を読んでみました。 教誨 [ 柚月 裕子 ]価格: 1760 円楽天で詳細を見る 幼女二人を殺害した女性死刑囚が最後に遺した言葉。 遠縁にあたる主人公がその最後に遺した言葉の真意を探り、突き止める話です。 読み始めてから「この話と酷似した事件が昔…

フォント好きにはたまらない!「もじ鉄」石川祐基著 読んでみた

「もじ鉄 書体で読み解く日本全国全鉄道の駅名標」を読んでみました。 もじ鉄ー書体で読み解く日本全国全鉄道の駅名標 [ 石川祐基 ]価格: 1870 円楽天で詳細を見る 「もじ鉄」とは面白いですね。 今回は鉄道好きの息子と一緒に読んだというか、見たといった…

「無限の玄/風下の朱」古谷田奈月著 読んでみた

「無限の玄(むげんのげん)/風下の朱(かざしものあか)」を読んでみました。 無限の玄/風下の朱 (単行本) [ 古谷田 奈月 ]価格: 1540 円楽天で詳細を見る 「無限の玄」と「風下の朱」の2作品。 まずは「無限の玄」から。 最初から引き込まれてしまいま…

『みんなの「わがまま」入門』 富永京子著 読んでみた

『みんなの「わがまま」入門』読んでみました。 みんなの「わがまま」入門 [ 富永京子 ]価格: 1925 円楽天で詳細を見る 社会運動について研究されている先生の本で、ここで言う「わがまま」とは社会に対して言う「わがまま」について紐解いていく内容です。 …

「破局」遠野遥 著 読んでみた

「破局」を読んでみました。 破局 (河出文庫) [ 遠野 遥 ]価格: 693 円楽天で詳細を見る 読み終わったあとに何も残らない感じ。 感動も共感も同情もなくて、最後かわいそうとも思わなかった。 う〜んこれが主人公の人生だったのね、あっそう、みたいな。 …

「十二月の十日」ジョージ・ソーンダーズ著 読んでみた

ジョージ・ソーンダーズの「十二月の十日」を読んでみました。 以前、何かの動画を見ていたときに「まるでジョージ・ソーンダーズの十二月の十日を彷彿させるような」と言っていたことが気になって読んでみました。 でも何の動画見ていたか、動画の内容も思…

調べてみよう 都道府県の特産品 駅弁編|理論社 読んでみた

駅弁について色々と知ることが出来、子どもと一緒に大人も楽しめる本です。 都道府県の特産品(駅弁編) 調べてみよう [ 理論社 ]価格: 3300 円楽天で詳細を見る 駅弁の誕生から現在に至るまでのブームと衰退そして多様化している駅弁について、歴史や背景を…

「ストレスをぶっ飛ばす言葉」精神科Tomy 著 読んでみた

「ストレスをぶっ飛ばす言葉 心がスッキリする100のアドバイス」読んでみました。 ストレスをぶっ飛ばす言葉 心がスッキリする100のアドバイス【電子書籍】[ 精神科医Tomy ]価格: 1210 円楽天で詳細を見る 息子の生活環境が変わって以前に比べだいぶスト…

読み聞かせしたら読書好きになる?息子の場合

先日ふと「私は読書好きだけど、息子はなぜ読書好きにならなかったのだろう」という疑問がわきました。 息子が幼少期の頃に「読み聞かせが子どもの成長によい影響を与える」と言われ始めていた時だったので、けっこう絵本を読んで聞かせたつもり。 う〜ん、…

「ミシンと金魚」永井みみ著 読んでみた

「ミシンと金魚」読んでみました。 ミシンと金魚 [ 永井 みみ ]価格: 1540 円楽天で詳細を見る 昔のことはよく覚えているが最近のことはすぐ忘れてしまう、認知症を患うカケイさんの一人語りで話は進んでいきます。 カケイさんの現在の状況、家族構成、そし…

「怖くて眠れなくなる天文学」 縣秀彦著 読んでみた

宇宙の話が好きなので読んでみました。 怖くて眠れなくなる天文学 [ 縣 秀彦 ]価格: 1430 円楽天で詳細を見る 怖くて眠れなくなるは少し大げさですが、宇宙の始まりを考えると謎すぎて眠れなくなる気持ちは分かりますね。 今回読んだ「怖くて眠れなくなる天…

「生きるのが面倒くさい人 」岡田尊司著 読んでみた

たまに空虚感に襲われる時があって、何故だろうと答えを探してたどり着いた1冊です。 【 生きるのが面倒くさい人 回避性パーソナリティ障害 】 生きるのが面倒くさい人 回避性パーソナリティ障害 (朝日新書) [ 岡田尊司 ]価格: 902 円楽天で詳細を見る 歳…

「夢をかなえるゾウ0(ゼロ)」水野敬也著 読んでみた

久しぶりの読書に、「夢をかなえるゾウ0(ゼロ) ガネーシャと夢を食べるバク」を読みました。 夢をかなえるゾウ0(ゼロ) [ 水野敬也 ]価格: 1848 円楽天で詳細を見る 自己啓発本というよりファンタジー小説でも読んでいるような感覚で、面白く読み進めるこ…

「一汁一菜でよいという提案」土井善晴著 読んでみた

ちゃんとしたご飯を作らなければいけないプレッシャーから解放してくれるありがたい本です。 一汁一菜でよいという提案 [ 土井善晴 ]価格: 1650 円楽天で詳細を見る 土井先生が一汁一菜を提唱していて、本を出していることも知っていましたが、単なるレシピ…

「ずっと喪」洛田二十日著 読んでみた

今回はタイトルにインパクトがある「ずっと喪」読んでみました。 短編集です。 最初のストーリー「桂子ちゃん」でグッと心を掴まれました。 実は読み始め、訳分からない感じで読み進め「こういう設定なのね」と世界観が分かった途端すごく面白いと思いました…

「アロハで猟師、はじめました」近藤康太郎著 読んでみた

「アロハで猟師、はじめました」というタイトルに惹かれて読んでみました。 アロハで猟師、はじめました [ 近藤 康太郎 ]価格: 1760 円楽天で詳細を見る 基本的にはタイトル通り狩猟に関する話です。 鉄砲猟をするために必要な免許、猟師デビューまでに道の…

「マイホーム山谷」末並俊司著 読んでみた

山谷(さんや)の地域包括ケアシステムがどのように発展し継続されているのか。山谷にあるホームレスの人たちのためのホスピス施設「きぼうのいえ」の創設者である山本さんの壮絶な半生を追う中で見えてきた、山谷という街と山谷だからこそ成り立つケアシステ…

読書をするのに理想の場所は?

温泉旅館にでも行って、ひとりゆっくりと読書して過ごしてみたい。 上げ膳据え膳で、好きな時に温泉に入って、誰にも邪魔されず、本の世界に浸りたい。 そんなこと出来たらいいな〜。時折そんな願望を抱いてしまいます。 家にいると色々やることがあって、読…

「こちらあみ子」今村夏子著 読んでみた

「こちらあみ子」と「ピクニック」の2作品。 こちらあみ子 (ちくま文庫) [ 今村 夏子 ]価格: 704 円楽天で詳細を見る こちらあみ子 他人の気持ちを理解するのが難しく、学校も不登校気味、そんな周りとはズレた感覚のあみ子の小学生から15歳までのお話。 …

「頭がよくなる!要約力」齋藤孝著 読んでみた

今回は「頭がよくなる!要約力」という本を読んでみました。 頭がよくなる! 要約力 (ちくま新書 1630) [ 齋藤 孝 ]価格: 836 円楽天で詳細を見る 「要約力」を鍛えるためのハウツー本です。 アウトプット力が弱い私。言いたいことが夫にうまく伝わらず、…

「花が咲くとき」乾ルカ著 読んでみた

今回は乾ルカさんの「花が咲くとき」を読んでみました。 花が咲くとき (祥伝社文庫) [ 乾ルカ ]価格: 880 円楽天で詳細を見る 内容はざっくり言うと小6の大介が夏休みに隣の家に住む謎の老人と旅をする話です。 家出してきた大介がいつ見つかって連れ戻さ…

「宇宙人と出会う前に読む本」高水裕一著 読んでみた

久しぶりに科学系の本が読みたくなりました。 「宇宙人と出会う前に読む本」だなんて、こんなユニークなタイトルをつけている本はきっと宇宙にそんな興味ない人でも手に取りやすく、読みやすい易しい内容だろうと期待を込めて選んでみました。 宇宙人と出会…

「母のトリセツ」黒川伊保子著 読んでみた

「母のトリセツ」というタイトルを見て、これは娘として読むべきか、息子に私の取り扱い方を教える為に読むのか、どっちの立場かしら?と興味を持ち手に取ってみました。 結果からいうとどちらの立場でも書かれています。 まずは一人息子の母として読み進め…

「あやうく一生懸命生きるところだった」ハ・ワン著 読んでみた

本のタイトルに惹かれて読んでみました。エッセイ本です。 あやうく一生懸命生きるところだった [ ハ・ワン ]価格: 1595 円楽天で詳細を見る 努力すること、我慢すること、一生懸命にやる人がえらいという風潮の中で育った世代には、このタイトルは胸に刺さ…

エッセイ集「ほんのきもち」読んでみた

16人の作家さんによる、エッセイ&コミック&ショートストーリーが収録されています。 ほんのきもち / 扶桑社 【本】価格: 1760 円楽天で詳細を見る 「ほんのきもち」は「本の気持ち?」と気になって思わず手に取ってしまいました。どっちなの?とちょっと読ん…