今回は読んでみた本は「なかよし別居のすすめ 定年後をいきいきと過ごす新しい夫婦の暮らし方」です。
理想の夫婦の在り方だな〜と思い、手に取った本です。
まずは著者の登美さんの話があり、その後に夫の大吉さんの話が続くという形で進んでいきます。
妻側と夫側のそれぞれの思いを知ることが出来、とても面白く読むことが出来ます。
さらに親の「なかよし別居」に対して、子どもたちがどう思ったのかまでも書かれてあります。
我が家の場合は、夫の長期出張が数年続いたあとに、現在は単身赴任中。
毎週末きちんと家には帰ってきてくれるので、気付けばもう10年くらい私たち夫婦は週末婚状態が続いています。
現在は別居中で定年後は確実に同居と、本でおすすめしているのと逆の状態になる予定。
だからきっとサブタイトルに惹かれてしまったのかも。
夫の定年後に私はいきいきと過ごせるのかしら?
本まで書いておすすめするくらいだから「なかよし別居」は利点が多い。
読んでいて共感できる部分は多かったです。
夫に対して感謝の気持ちを持てるという点はほんとにその通り。
私もふとした瞬間に「ありがたいな〜」と思います。
相手の嫌なところを見る機会が減るし、余計な心配しをなくて済むし、こちらも干渉されないし。
だけど要所要所ではお互いを必要として夫婦の形は保たれてる、そんな感じです。
「なかよし別居」はお互いに自立していたり、やりたいことがあってこそ成り立つのかもしれません。
やりたいことがなければ、ただ時間を持て余して無駄に人生過ごすだけですから。
パートナーが理解ある人で、もう一度自分の人生を生きてみたい人には「なかよし別居」がぴったりかも。
なかよし別居に至るまでに、実は「背中を押してくれた本」というのがあることを明かしています。
自分の人生観、そして人生まで変えちゃう本に出会えるなんてすごいですね。
私自身も自分の人生観を確認するために、まずはこの本を読んでみたいと思っています。
また著者である登美さんのお気に入りの本も紹介されてます。
その中の一冊は私も読んだことがあったのでちょっと嬉しかったです。
丁寧な暮らしや美しい暮らしを大切にする、登美さんの人柄が分かる本でもあります。
パートナーとの別居を考えてなくても、こんな夫婦の在り方も素敵だなって思える本でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。