小紅色

食と趣味と息子の話

※ 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

車椅子の息子と

息子にとっての「カップ麺」

昨日の続きになりますが、カップ麺の話がもっとしたい。 息子にしてみれば「カップ麺」は、たまにしか食べさせてもらえないジャンクフード。 しかし息子にとっての「カップ麺」は食べるだけでなく、また違った要素を持っています。 私たちにとって手軽に簡単…

トイレの張り紙「〇〇や歯磨きなどはご遠慮ください」 〇〇に入る言葉は?

車椅子ユーザーの息子と利用した多目的トイレに、実際にあった張り紙です。 〇〇に入る言葉は何でしょう? ヒント:そんな人いるの? ↓ ↓ 答えはこちら ↓ ↓ 答えは 洗髪 でした! 最初トイレに入った時に、なんとなく張り紙が目に入って「洗濯」と勘違い。 …

車椅子の息子と 〜 性格と睡眠時間について〜

寝付きが悪く、朝はなかなか起きない息子。 出掛けない日は平気で10時間以上寝ることもあります。 息子はほとんど覚えてないみたいだけど、寝返りや布団の掛け直し、水分補給などで睡眠中に私を起こしてくるので、眠りが中断されているのは確か。 私と息子は…

車椅子の息子と 〜 三半規管が強いのは障害のおかげ?〜

先日の天皇賞ではイクイノックスが強い走りを見せてくれました。 やっぱり強かった。 そしてレース後の息子の楽しみと言えば、ジョッキーカメラの映像を見ることです。 天皇賞でイクイノックスに騎乗したルメール騎手の目線で、レースのスタートから検量室へ…

車椅子の息子と 〜バリアフリーはどこまで必要か?〜

先日あることがきっかけで過去のモヤモヤを思い出してしまった。 けっこう前のことだけど「大阪城にエレベーターは必要か」という問題で、健常者と障害者が言い合っているニュース映像である。 健常者側は「当時の城にエレベーターなんてなかった。歴史的な…

車椅子の息子と 〜 障害者と自覚した時〜

気になって脳性麻痺の息子に聞いてみた。 「いつ頃、自分は障害者なんだな〜って自覚した?」 けっこう前に、 「僕、障害あってごめんね」 と言われたことがあった。 何かの動画を見てそう思ったらしい。 息子は自分が障害者であることを自覚しているから、…

モラルに欠ける行動する人 〜多目的トイレで遭遇したこと〜

モラルに欠ける行動をするなって言っても結局やる人はやっちゃうよねー。 どうせモラルに欠ける行動をするなら、絶対にバレないようにするべき。 そういうのを目撃してしまうと、こちらは腹立たしい。 分からなければ、こちらも怒りようがないんだから。 先…

車椅子の息子と 〜 抜歯手術を終えて〜

息子が親知らずの抜歯手術を終えて無事に退院しました。 四本抜いたにもかかわらず、術後の痛みも腫れもなくてびっくり。 1日経ってご飯も普通に食べれてます。 切開もほんの少しで済んで1針縫っただけとか。 先生の腕の良さにびっくり。 息子が痛みに苦し…

車椅子の息子と 〜 手術前の憂鬱 〜

親知らずを抜くことになりました。 小さい頃から歯医者が苦手な息子にとって、親知らずを抜く手術はかなりの恐怖。 レントゲンを撮ってみたら下の親知らずが横向きに生えていたので、将来的に痛くなる確率が高い。 だからこのタイミングで抜いておくのが賢明…

車椅子の息子と 〜 アウトドアだって楽しみます! GW帰省の楽しみ〜

車椅子ユーザーの息子にとって、アウトドア体験はハードルが高い。 障害があっても、親としては子どもに色々と経験させたいと思うものです。 ありがたいことに、私の実家は自然に囲まれた田舎にあるうえに、父や兄がアウトドア好き。 おかげさまで、帰省の際…

水虫じゃないの?足指間の皮むけとかゆみ

足指間の皮むけとかゆみに水虫の薬を塗ってましたが、一向によくならない。 そこで2週間くらい薬の塗布をやめて、水虫の検査をしてもらいました。 ちなみに水虫の薬を塗っていると検査しても水虫が検出されないらしく、薬を塗らずにある程度繁殖させた状態…

1日2食生活を週3取り入れて約1年続けてみた結果

人生のライフステージが変わって、生活のリズムが変わったことにより食生活も変わり約1年が経ちました。 目覚ましをかけずに朝ゆっくり起きる日が週に2〜3日あります。 そんな日は遅めの朝ご飯を食べて、14時頃におやつを少々。そして少し早めの夕食をし…

車椅子の息子と 〜床がかたい?〜

「ママ、なんだか床が硬いんだけど」 座位保持椅子に座っていつものようにタブレットで動画を見てた息子。 息子の足元を確認してみる。 あー、はいはい。それね、 「床が硬くなったんじゃなくて、靴下が薄くなったの」 ちなみに息子が足を置くところは、一応…

車椅子の息子と 〜 入浴訪問サービス利用について私を悩ませていたあの意見〜

現在肢体不自由の息子の入浴介助は、週末は夫にも協力してもらってますが、基本母親である私が一人で行っています。 一時期息子の体重が私の体重よりプラス10kgを上回ったとき、さすがに限界が来たと思いました。 湯船へ出し入れはいわゆるお姫様抱っこでし…

車椅子の息子と 〜 コイにわさび 〜

先日息子とニュースを見ていたら 「コイって魚の鯉?コイって魚だよね?」 と聞いてきたので「んん?」となっている私に 「だってコイにわさびって言ってたよ」 あ〜それね。 脳性麻痺の息子は知的にも障害があるので、あまりお勉強はしてきませんでした。 …

車椅子の息子と 〜親切の押し売りは正義か?〜

車椅子ユーザーの息子とお出掛けすると、親切にしてもらえることがよくあります。 他人の優しさに触れて、世の中捨てたもんじゃないとほっこりすることがほとんどですが、ごくまれに親切の押し売りに遭遇することも。 先日お出掛けした時のこと。 商業施設の…

繊細さん(HSP)の息子 vs 空気読めない人

脳性麻痺の息子は繊細さん(HSP)でもあります。 周りに恵まれている時はHSPの長所が伸ばされるので、生き生きと楽しく過ごすことが出来ます。 HSPの特性を持っていることを忘れるくらい、特に問題が起きることなく周りが配慮することもなく過ごせます。 で…

車椅子の息子と 〜干し柿を通して成功体験の大切さを実感〜

先日干し柿作りをしたんですが、実は私よりも息子の方が乗り気だったんですよね。 私にとっては初めての干し柿作りでしたが、息子は小学生の頃にすでに授業で経験済み。 その時の記憶がすごく楽しかったみたいなんです。 息子は脳性麻痺の障害があり、小学校…

車椅子の息子と 〜移動手段・地下鉄〜

小さい頃から乗り物が大好きな息子。 でもいざ乗り物に乗ることを考えると車椅子ではハードルが高かったりします。 ありがたいことに地下鉄は車椅子でも比較的利用しやすいので、移動手段のひとつとしてずいぶん助かっています。 最近では自分で「◯◯駅まで行…

車椅子の息子と 〜健常者とは〜

息子がテレビで女子ゴルフを見ながら 「もし僕が健常者だったらプロゴルファーになりたかったな」 「ねぇママ、歩ける人のこと健常者って言うんでしょ?」 「そうね、歩けることも健常者であることの条件のひとつだけど、健常者とは障害者に対して分かりやす…

車椅子の息子と 〜卒業後の進路〜

特別支援学校の高等部を卒業した現在は、生活介護に週3回のペースで通っています。 息子は脳性麻痺の障害があり、車椅子に乗っています。おしゃべりが好きで人と関わるのが好きな一方で、HSPの特性もあり気を遣って疲れやすいです。 痙性(けいせい)麻痺で筋…

車椅子の息子と 〜支援学校と支援級 学校の選択〜

障害のあるお子さんを育てている親の悩みのひとつに、学校選びがあります。 特別支援学校か、地域の学校の支援学級か。 脳性麻痺の息子の場合は、障害の度合いからどちらでも大丈夫と言われました。 運動面を伸ばすなら特別支援学校、学習面を伸ばしたいなら…

車椅子の息子と 〜猛暑はつらいよ〜

暑い、暑い、とにかく暑い。 車椅子の息子にとっても暑さはつらい。 体にフィットするように作られた車椅子は姿勢を保つには優れていますが、フィットする分すき間がなく熱がこもりやすい。 特によくフィットしてる背中というか腰の部分の汗がすごい。 熱中…

車椅子の息子と 〜息子初めての期日前投票に行く〜 字が書けないけど

息子と期日前投票に行ってきました。 小さい頃から何度か連れて行って投票所の雰囲気は分かっているし、学校でも選挙についての授業はあったので行く気満々。 字が書けない人はどうするかというと、代理投票をお願いするそうです。それは私も知らなかったの…

車椅子の息子と 〜デリバリーという選択肢〜

車椅子ユーザーの息子と外食するのは結構大変です。 バリアフリーのお店が増えたとはいえ、あと数センチ間口が狭くて入れないなんてこともあっったり、テーブルの足が邪魔で車椅子がうまく入らなくて食べづらいこともあったり、初めて行くお店は色々不安。 …

話のつまらない大人たち

息子と信頼関係を築くことが出来なかった残念な人たちの話です。 息子は車椅子に乗っていて介助が必要なので、信頼関係を築くと言うことはすごく重要なことなんですが、それが出来ないと息子も精神的にかなりつらい。 ありがたいことにいい人たちとたくさん…

車椅子の息子と 〜夜中の介護はきつい〜

肢体不自由の息子と暮らしています。夜中起こされるのは毎日のことです。よくあるのは水分補給や枕のタオル交換、布団の掛け直しなど。これらはまあ私が寝ながらの姿勢でも対応できるので楽な方。 ちょっとしんどいのは、寝返りの補助や体勢を直さないといけ…

車椅子の息子と ~災害時の避難、福祉避難所について~

災害時対策のひとつとして、災害時にどこへ避難するか、日頃から家族と決めておくというのがあります。 実際東日本大震災の時は避難所には行かず、自宅マンションで過ごしました。住めないほどの建物の被害がなかったことと、水が出たので避難所へ行く必要が…

車椅子の息子と ~もうすぐ卒業なので12年間の送迎を振り返る~

息子の学校生活がもうすぐ終わる。それとともに私の送迎生活も終わる。 近隣の小学校へ6年間、中学からは支援学校へ行ったのでスクールバスのバス停まで中高6年間、計12年間毎朝送って行った。そんな生活も間もなく終わる。 小学校もスクールバスのバス停も…

車椅子の息子と ~もしも障害がなかったら~

息子がもしも普通に歩けたていたら、障害がなかったら、なんてたまに考えたりすることがあります。 海水浴やキャンプ、アスレチックとか、キャッチボールとか、将来子どもと一緒にやりたいと思っていたことがたくさんありました。でもその夢は叶わず… 息子が…