小さい頃から乗り物が大好きな息子。
でもいざ乗り物に乗ることを考えると車椅子ではハードルが高かったりします。
ありがたいことに地下鉄は車椅子でも比較的利用しやすいので、移動手段のひとつとしてずいぶん助かっています。
最近では自分で「◯◯駅まで行きたいので、スロープお願いします」と駅員さんに言えるようになりました。
でもまだ緊張で声が上ずったり、声が大きく出たりして、すんなりは言えませんが本人なりに頑張って自分で言うようにしてます。
やっぱり好きなことに対しては前向きに頑張れるようですね。
ホームへ行って待つ間、電車が入線するとき、乗ってからも、アナウンスだったり、ブレーキ音だったりたくさんの音がします。
聴覚優位、HSPの特性持ちのせいか、息子はいちいち音にびっくりして体をビクッと強ばらせるのでいつも大丈夫かと心配になります。
最近では地下鉄を利用する頻度が以前よりは増えましたが、それなのにいつまでたっても音には慣れません。
でも息子に聞くと「怖くはない、楽しい」って言うんですよね。
お化け屋敷やジェットコースターのように「スリルがあって楽しい」そんな感覚に近いのかもしれません。
そして地下鉄に乗る息子の楽しみのひとつに、運転手さんのアナウンスがあります。
「ドアが閉まります。ご注意ください」といったアナウンスが車内に流れますが、運転手さんによって言い方に個性があるのでそこが楽しいようです。
車椅子に乗っている息子ですが、利用しやすい公共交通機関があることはありがたいです。
これからも地下鉄でのお出掛けを楽しみたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。