小紅色

食と趣味と息子の話

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車椅子の息子と 〜 手術前の憂鬱 〜

親知らずを抜くことになりました。

小さい頃から歯医者が苦手な息子にとって、親知らずを抜く手術はかなりの恐怖。

レントゲンを撮ってみたら下の親知らずが横向きに生えていたので、将来的に痛くなる確率が高い。

だからこのタイミングで抜いておくのが賢明かと。

全身麻酔で4本全部抜くことになりました。

寝てる間に手術は終わるし、痛くもないと言われても、怖いものは怖い。

息子はとにかく歯医者が苦手で、小学生の時はずっと泣いていたし、中学生の時はずっと叫んでいたし、高校生になってようやくたまに叫ぶくらいになって、今はだいぶ落ちついた感じ。

それでもいまだに椅子が倒される時は「落ちる落ちる」と言って怖がります。

虫歯の治療とかじゃなくて、定期的に歯の清掃をしてもらっているだけなのに、怖がりすぎ。

 

術前検査も息子にはかなりのストレスだったようでした。

レントゲン室が怖い。

歯のレントゲンを撮るのに、機械にあごをのせて頭を固定されて、かなりの恐怖だったみたい。

そういえば小さい頃、眼科の検査の時に機械にあごをのせるのが怖くて、結局検査出来なかったことがありました。

胸のレントゲンを撮るために寝かされたのも怖かったようで、こちらも「落ちる落ちる」と叫んでました。

心電図は車椅子のまま出来たので、怖がらず。

採血も車椅子のままだったのと、ワクチン接種で慣れていたのか、注射針の恐怖には耐えることが出来ました。

レントゲンで泣いて、採血は大丈夫って、ちょっと恐怖を感じる感覚がずれてるような。

でも脳性麻痺で体の自由が効かないから、幅のせまい医療ベットや歯科の椅子を倒される時の恐怖は多分私たちには分からない息子ならではの恐怖なんでしょう。

 

不安感や恐怖感が強い息子なので、手術当日どんな精神状態になるのか心配です。

先日秋保神社に参拝してきたので、秋保神社の「何事もうまくいく御守」を持参していきます。

無事に終わること願って。

そして術後の腫れや痛みが少なくて済みますように。

息子よ、頑張れ!

 

 最後まで読んでいただきありがとうございました。