災害時対策のひとつとして、災害時にどこへ避難するか、日頃から家族と決めておくというのがあります。
実際東日本大震災の時は避難所には行かず、自宅マンションで過ごしました。住めないほどの建物の被害がなかったことと、水が出たので避難所へ行く必要がないと判断しました。
車椅子の息子を連れて避難所へ行くのは大変です。建物が壊れない限り避難所へ行くという選択肢は正直ありません。でもいつ何があるか分からないので実際に避難が必要になったらどうするか調べてみました。
福祉避難所
指定避難所での生活が困難な高齢者や障害者等の災害時要援護者を受け入れるために開設する二次的避難所です。災害時に必要に応じて開設されるために最初から避難所としては利用できません。近隣住民が直接避難して福祉避難所を開設出来なくなるのを防ぐために開設状況を広く周知はしていないようです。
福祉避難所はどこ?
市のホームページで調べることが出来ます。私の住む地域では福祉センターが必要に応じて福祉避難所として開設されることになっています。他に老人ホームや障害福祉サービス事業所が福祉避難所となるところもあるようです。事前に調べておくといざという時は安心です。
福祉避難室
場合によっては避難所内に一般の避難者と区分けした福祉避難室を設けることもあるようです。障害の程度によっては福祉避難所への避難ではなく、指定避難所での生活を継続できるように配慮されるようです。
障害があると避難所へ行くのをためらってしまいます。でも要請に応じて福祉避難所を開設してもらえるのを知っているのと知らないでは避難しようという気持ちに違いが出ると思います。災害時に避難をためらっているうちに命に危険が及んでしまうことも防げるかもしれません。
今まで大きい地震は自宅マンションにいる時しか経験していません。これがもし旅行中だとしたら短期的に避難所のお世話になるかもしれません。また昨今では局地的大雨や集中豪雨なのど水害がふえています。床上浸水して自宅で寝ることが出来なくなっても避難所へ行くことになると思います。
まあでも自宅が住めない状態の時は指定避難所も福祉避難所になっている建物も、被害が相当やばそうな気もしますが。
まとめ
・要請に応じて福祉避難所が開設される
・市のホームページなどで事前に調べておくと安心
最後まで読んでいただきありがとうございました。