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食と趣味と息子の話

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「電車でNO!マナーの悪い乗客たち」川村要著 読んでみた

今回読んだ本は「電車でNO!マナーの悪い乗客たち」です。

電車で見かけたマナーの悪い人たちの例を分かりやすいイラストと共に解説されてます。

 

私自身たまたま乗った地下鉄で、続けて2回も優先席でマナーの悪い人を見かけたことがあって、この本に興味を持ちました。

その2回とも私より年配の男性でした。

マナーの悪い人に年齢は関係なく、どの年代にもいるように思えます。

 

息子はHSPの特性を持っているので、細かいことが気になってストレスになるタイプです。

なので著者の人の気持ちも分かります。

でもけっこう細かい。

誰もが見て「それはマナーが悪いね」って思う状況もあれば、

言われてみればその状況だと隣に座りづらいかもしれないけど、そこまで気にする?ということも書かれてます。

世の中には細かいことを気にしないタイプの人もいますからね。

 

誰もが一般常識を身につけられる恵まれた環境で育つわけでもないし、

相手の気持ちを考えることが出来る想像力を持ち合わせているわけでもないし、

書かれた注意喚起を読んできちんと理解出来る教養を身につけているわけでもないだろうから、

マナーの悪い人を見かけても、イライラするだけ無駄な気がします。

 

この本が発行されたのはコロナ前だったので、その後のコロナ禍の際はマナーについてさらに著者の方は色々思うことがあったでしょう。

また後半では原発や、議員の給料などについて苦言を述べてます。

原発再稼働や、議員の裏金問題など、たぶん現在の状況に憤慨していると想像します。

 

「電車でNO!マナーの悪い乗客たち」は、電車あるあるのイラストとその解説を楽しむことが出来る本です。

後半に関しては、表題とかけ離れている内容にモヤモヤしながら読む感じでした。

 

 最後まで読んでいただきありがとうございました。