「傲慢と善良」辻村深月著 読んでみた

今回読んでみた本は「傲慢と善良」です。

傲慢と善良 [ 辻村深月 ]

ミステリー小説のような始まりで、最後まで面白く読むことが出来ました。

婚活を通して見えてくる、人間の傲慢さとか自己愛の強さとか、田舎にありがちな考え方とか母親の強い干渉とか、読んでいて面白かったです。

私が既婚者で「ピンとくる人」と結婚できた身だから気楽に読めたけど、そうじゃなかったらどんな気持ちで読むんだろうな。

すごく共感出来るのか、色々突きつけられてすごく辛いのか。

この本読んで思い出したけど、実は私も親が持ってきた話で４人ほど会ってみた人がいました。

確かにその中に「ピンとくる人」はいなかった。

そもそもまだ結婚したいなんて思ってなくて「彼氏欲しいーな」くらいの感覚だったし。

だからその後に友達の紹介で今の夫に会えたのは奇跡かもしれない。

この本読んで思ったのは、マジで女の30代の婚活は大変だということ。

結婚する気があるなら早い（若い）ほうが絶対有利だということ。

婚活についての教訓が書かれている深い内容に思えたので、独身の人には婚活の心得として読むのもありかも。

 最後まで読んでいただきありがとうございました。