今回読んだ本は「宿場町の一日」です。
![宿場町の一日 (講談社の創作絵本) [ いわた 慎二郎 ] 宿場町の一日 (講談社の創作絵本) [ いわた 慎二郎 ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/0396/9784065320396_1_2.jpg?_ex=128x128)
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宿場町と言えば、江戸時代の風情が残る観光スポットとして「大内宿」や「馬籠宿」などが知られていますね。
この本では当時の様子を「宿場町の一日」を通して学ぶことが出来ます。
絵本なのですごく分かりやすい。
旅が盛んになった江戸時代、旅の様子を現代と比較しながら読むと面白い。
宿場町の中には、1泊2食付きの「はたご屋」や、素泊まり出来る「木賃宿(きちんやど)」があったらしい。
はたご屋はビジネスホテルくらい、木賃宿はカプセルホテルやネカフェくらいと考えると、昔も今もそれほど相場は変わらない感じ。
そして参勤交代の大名が止まる宿は「本陣」と言って特別な宿だったらしい。
そんな参勤交代で江戸まで行き来する大名行列の中には、こんな専門職の人がいたんだ〜!と驚きがありました。
そして時代を感じたのは、「髪ゆい」です。
当時から部屋でのあんま(マッサージ)はあったようですが、髪ゆいはこの時代ならでは。
男性はちょんまげ頭の剃りをしてもらったり、女性は日本髪を結ってもらったり、おしゃれにも気をつかっていた様子が分かります。
「宿場町の一日」は当時の様子が知れて面白かったです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。