節分が近くなると思い出すのは落花生を食べる母の姿である。
夕食の片付けを終えてから、仏壇に供えていた落花生を持ってきて、居間でテレビを見ながら殻を割って落花生を食べる何気ない姿。
何気ないけれど心象風景として思い出されます。
共働きで母と過ごす時間が少なかったから、何気ない食後の団欒は子供の頃の私にとって幸せな時間だったんだろうな。
ちなみに母は今でも健在です。
歳をとったせいか、急に思い出に浸りたくなって殻付き落花生を買ってみました。
殻付きなんて久しぶりに食べます。
そして落花生を食べるときに欠かせないのアイテムがチラシで作った殻入れ。
雰囲気は大事だからしっかり用意しました。
殻付きだと殻を割りながらゆっくり食べれるのがいいですね。
息子も食べているうちになんだかハマってきたよう。
結構食べてもまた追加で出しちゃってエンドレス。
小さい頃は落花生が好きな訳じゃなかったけど、ただ母のそばにいたくて一緒に食べていたような気がします。
今は自分が母親になって一緒に食べてくれる息子を愛おしく思います。
私にとって落花生は幸せな時間の味です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。