小紅色

食と趣味と息子の話

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競馬をして気付いた自分を信じることの難しさ

競馬が好きです。主婦のお小遣いで予算を決めて嗜む程度ですが、競馬って色んな魅力があって面白いですね。馬券は100円から買えるので主婦のお小遣いでも十分楽しめるんです。そして競馬を通して自分を知ることも出来ました。

 

自分を信じることの難しさ

馬券を買う時の馬の選び方も人それぞれ色々あります。過去の傾向だったり、血統だったり、調教データだったり、名前がかわいいとか、パドックで落ち着いていたとか、競馬新聞の短評だったり、好きな騎手が乗ってるとか、ほんと考えたキリがないくらいです。

そんな時に案外当たるのが、自分の『勘』だったりします。でもね、この勘というのは何のデータの裏付けもないんですよ。だって素人のただの勘ですもん。そこで自分の勘が正しいのか競馬新聞とかで確認するんですが、その馬の評価が低いと途端に不安になるんです。自分が選んだ穴馬より、やっぱり人気馬がきちゃうのかもしれないと。

情報が多いと人は惑わされます。自分の勘に自信がなくなって、データや他の人の予想に乗っかりたくなります。外れた時に他人のせいにした方が気持ちがラクですからね。

結局無難な馬券を買って外して、最初に勘で選んだ穴馬が来た時ほど悔しいことはありません。でも自分を最後まで信じ切るって難しいですよ。ほんとに。毎回自分を信じようと思っていても、締め切りまでの時間に競馬新聞やらパドック診断やらの情報をつい見たり聞いたりして結局流されてしまう。

情報過多の現代にも同じようなことが言えると思います。周りに惑わされず、自分を最後まで信じ切ることの難しさを競馬で実感しています。

 

絶対はない

よく競馬で言われるは「競馬に絶対はない」という言葉。どんなに強いと言われている馬でも絶対勝つとは言い切れないと。色んな条件、展開があっての競馬です。雨が降って馬場の状態が変わることもあります。調教でどんなに調子が良くても本番に何が起こるか分かりません。競馬に絶対はない。だからこそ人生と一緒で面白いんですよね。

 

大金を賭けられるか?

私が競馬で遊ぶときは毎回予算を決めてその中で遊んでいます。競馬は好きですが、私にはギャンブラーの素質はないと思っています。なぜなら大金を賭ける度胸がないからです。今まで1レースで賭けたのは最大でも500円くらいです。かわいいもんでしょ。

ギャンブラーに対して下に見てる人がいるかもしれませんが、あの人たちの度胸は半端ないですよ。単勝1点に10万以上賭ける度胸がありますか?私にはありません。娯楽でやってるお金持ちは別として、そうじゃない稼ぎでそんなに賭ける度胸はすごいです。

夫がたまに5000円くらい賭ける時がありますが、何通りも買ってのその金額です。その場合、当たってもトリガミと言って賭けたお金より配当が低くなる場合があります。私が「同じ5000円使うなら単勝1点5000円という買い方はしないの?」と聞いたら「そんな度胸はない」とのこと。夫にそんな度胸あったら競馬破産していた可能もあるので、度胸がなくてほんとに良かったです。

 

こんなにスリルを味わえることはない

競馬は100円で楽しめる娯楽です。特に東京競馬場の最後の直線は長くて最後までハラハラします。日常生活でこんなに興奮することはありません。それが100円でこんなに楽しめるなんて当たっても外れてもお得な気分。

競馬場で間近でレースを見たら馬がゴール前に迫ってくる足音がすごくてさらに感動!馬が一生懸命走る姿にキュンとします。コロナで行けてませんが、競馬場は非日常を味わうにはうってつけの場所です。

 

本気で応援できる!

応援も熱が入ります。今は自宅観戦ばかりですが、テレビに向かって本気で叫んで応援しちゃいます。大人になって恥も外聞もなく夢中になって応援するなんて、正直最高に楽しいです! 競馬が好きな理由の一つが、この本気で叫んで応援できるところもある気がします。

 

 競馬は節度を持って楽しみましょう。
 最後まで読んでいただきありがとうございました。