小紅色

食と趣味と息子の話

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ブラック校則にモヤモヤ

ブラック校則の話を聞いてからずっとモヤモヤしていました。そんな校則に何の意味あるの?って思っていました。ようやく新年度から都立高校などで撤廃のニュースを聞いて、ほっとしたのとまだ校則の見直しが必要なところはどんどんやって欲しいという思いです。

自分が高校生の時の校則といえば…
んんっ?覚えていない。そもそも校則が実在していたかどうかも思い出せない。

当時校則に関して他校の友達に話していたことで覚えているのは、『校則というよりは法律守って行動しろみたいな感じ。未成年がやっちゃいけないことは学校でも(ばれたら)ダメってくらい』具体的には喫煙、飲酒、パチンコ店の立ち入りとかそんなところ。
16歳から20歳まで5年間通学する学校だったので、校風は多分大学に近い感じだったんだと思います。

校則がないから乱れているかというとそんなことなくて、逆におしゃれなひとも多かった気がします。卒業後にアパレル関係に仕事に就いたクラスメートもいました。ちなみに学科は実験多めの理系でしたけど。

息子の場合は支援学校だったので、ちゃんとした校則があったかどうか。こっちも校則が実在していたか分かりません(笑)。

ただひとつ言えるのは将来に向けて

・あいさつ

・身だしなみ

・健康管理

これは出来るようにしてください、という指導が息子が小さい頃からありました。将来を見据えた指導というのが子どもたちには大事だと思います。まさにこの3つは基本的なことで、身につけるのは意外と簡単ではありません。

校則で髪型や髪色に言及しているのが多くあるように思いますが、自分の見せ方で相手に与える印象って大きく変わると思います。ツーブロックを禁止とか訳わからないですよね。

ちなみにうちの息子はツーブロックで学校行ってました。カットは短めにしてもらって、朝に髪型整えて、おでこを出すようにセットしてあげてました。周りからはすごく好印象で「髪型かっこいいね」って褒められることが多かったです。ようはセットの仕方なんですよ。

大事なのは清潔感です。ツーブロックだけどきちんと髪型整えている人と、校則守っているけど清潔感ない髪型の人ならどっちが印象いいですかね。

あいさつ身だしなみは社会人になった時に、同僚やお客さんに対して印象を良くし、自分にとってプラスとなる要素です。校則であれもダメ、これもダメと禁止するのではなく、どういう身だしなみが適切なのか考えさせるのも大事かと思います。

地毛証明書とかも意味わかんないですよね。多様性とか無視してるし、違いがあることがまるで悪いことみたいに言ってるし。個性が認められないなんて、そんな世界があるなんて、なんだか悲しすぎます。

自分も息子も高校時代を自由な校風で過ごしたからこそ、理不尽な校則があることが信じられなかったです。たぶん障害がある息子がいるからこそ、個性や多様性が容認されない時代錯誤な校則にモヤモヤしてしまうんでしょうね。

校則が世の中の理不尽に耐えることを学ぶものではなく、将来に向けて学びがあるものであって欲しいです。

 

 最後まで読んでいただきありがとうございました。