「おもしろい以外いらんねん」という題名からは想像してなかった内容でした。
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感じ方は人それぞれですが、私にはちょっと衝撃走ったというか、考えさせられた本でした。
お笑いの、見ないふり、気づかないふりしてたところ、えぐってきます。
そうか、男社会か。
私が見るに堪えないと思うような下品なノリが、一般的に面白いとされて、それがテレビで放送される。
男子特有の悪ノリ、私には理解出来ない。
体を張るとか、裸になるとか、それが面白いとは思えないんだよね。
それが許されて面白いとされているのは、お笑いが男社会だからか。
お笑いのもやもやしてた部分、腑に落ちた感じです。
見た目いじりとか、ツッコミで叩くとか、笑いが取れるなら許されるお笑いという世界。
暴力じゃん。言葉の暴力も振るって。それ見て笑ってる私たちって何なの?
舞台上のショーだとしても、いじられて叩かてる人見て笑えるってやばくない?
本能的に面白いと思ってるとしたら人間って怖っ。
お笑いってなんだろうって考えたら分からなくなってしまいました。
誰も傷つけないお笑い。
おもろい以外いらんねん。
むずっ。
これからのお笑いは著者が望む方向に進んでいくんでしょうか。
本を読み終えて改めてお笑いだったり、面白いを追求するのは大変なことだと感じました。
お笑いの見方が変わるかもしれない一冊です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。