ちょっと前に読んだ本に「他力本願な人は嫌われる」と書かれていて軽くショックを受けました。
私はけっこう他力本願派。私のぬるま湯人生を形成している要素のひとつでもあります。
でも嫌われているとしたらそんな嫌いな人のお願いなんて誰も聞かないよね?
お願いを聞いてもらえているってことは少なくとも嫌われてはないはず。
どーゆーこと?
嫌われる他力本願について考える
・パワハラ的な他力本願
・やってもらって当たり前という感謝のない他力本願
・甘え下手な人からのやっかみ
仕事が出来る人から見たら、他力本願な人のちゃっかりした態度が気にさわるのは想像がつきます。
他力本願という能力
他力本願というのはある意味ひとつの能力だと考えています。
だって自分の願いを他人が叶えてくれるんですよ。
そもそもそんな願いを叶てくれるありがたい存在が身近にいなければ他力本願の力を発揮しようがないんです。
他力本願の人はそんなありがたい存在が誰かを見抜く能力があると思います。
自分が出来ないことをお願いするわけだから、自分より優れている人じゃなきゃだめですよね。しかも頼られることが嫌じゃない人。
他力本願の人は、自分より優れた人にちゃっかりお願い出来る甘え上手な能力を持っていると言えます。
需要と供給
世の中には頼られることに喜びを感じる人がいます。お世話好きの人とか。
そんな人たちの自尊心を満たすために私たち他力本願の人たちが頼ってあげている、と言うのは大げさですが、持ちつ持たれつの関係なのは確か。
例えばエレベーターボタンを押そうとしない人を他力本願というのであれば、いやいやエレベーターボタンを率先して押したがる人の為に遠慮してるんです。
場をコントロールしたい人、場を仕切りたい人が一定数いるのを分かっているからこそあえて一歩引いてるんですよ。
それを人任せなのねー、他力本願なのねー、と言われるとこっちはやりたがりのあなたのために遠慮してるのにと思ってしまいます。
他力本願で生きていく
他力本願で生きていけるというのは、周りに頼れる人がいるという幸せな人生です。
そういう人との出会いに恵まれていて運がいいとも言えます。
他力本願の人は、願いを叶えてくれる相手に対して感謝の気持ちはもちろん、自分にとって大事な人なので嫌われないように大切にするので関係としては良好かと思います。
他力本願の人は嫌われる?
一部の人からは妬まれて嫌われると思います。
でも誰しも万人から好かれることは不可能なので、気にすることはないと思います。
それよりも他力本願で生きていける要領の良さだったり、甘え上手を強みにしたほうがいいですね。
そして人に恵まれていることに「感謝する」ことを忘れてはいけません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。