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鎌田式「にもかかわらず」という生き方/鎌田實著 読んでみた

「にもかかわらず」という言葉、素敵な言葉だなぁと思ってこの本を手に取ってみました。

私も40も半ばになって生きる苦しみ以外の、老いる苦しみ、病む苦しみ、死ぬ苦しみを実感するようになってきました。特にコロナ禍においては強く感じるものがあります。

この本は高齢の方向けに思えるところもありますが、60歳以降も元気に生きるためにはまずは60歳まで元気に生きていなければなりません。長い人生の先を見据えるためにも、心構えとしても読んでおいて損はない本です。

老後を豊かに生きるためのヒントがたくさん書かれています。元気に長生きして欲しいので、自分の親にも教えてあげたくなります。

第1章では「高齢になったのにもかかわらず」というテーマで書かれてます。健康で誰のお世話にならずに生きているお年寄りに共通した4つのことを知ることが出来ます。歳は関係ないですね。

第2章では「病気になったにもかかわらず」というテーマで書かれてます。検査や治療、手術に対する考え方が書かれていて参考になりました。病気になった時に最後に後悔しないためにも、治療法は自分で決めたいですね。ストレスマネジメントや、自然免疫力を上げる方法なども書かれてます。

第3章では「体が衰えたにもかかわらず」というテーマで書かれてます。体を元気に若く保つ方法などが書かれています。この章で印象的だったのは、人生の下り坂の時の考え方の部分です。なるほどと思いました。「下り坂にもかかわらず」という気持ちが大事なんですね。

第4章では「お金に悩んでいるにもかかわらず」というテーマで書かれています。相続、介護、老後のお金の使い方について参考になることが書かれています。まさにこれから自分の親が直面する問題なので興味深く読みました。

第5章は「人は死ぬにもかかわらず」というテーマで書かれています。葬儀や墓じまい、死の質を上げることについてなどが書かれています。
私も死に方を考えることは大事だと思っています。延命治療はするのか、葬式はどうするのか、墓に入るのか、そういうことを考えると死ぬまでにどう生きるかにも繋がっていきます。死の質を上げることによって人生の質も上がるという考えは同感出来ました。

「にもかかわらず」という考え方、生き方はすごく前向きでいいですね。後につけるだけでどんな言葉もポジティブ変換出来ちゃいますね。そういう思考のくせって大事だと思います。
こんなご時世にぴったりな本でした。

 

今回読んだ本 鎌田式「にもかかわらず」という生き方/鎌田實

 

 最後まで読んでいただきありがとうございました。