今回読んでみた本は「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか?です。
興味深いですよね。
「説明しても伝わらない」という経験をしたことがある人はけっこういるかと思います。
自分の説明が悪いのか、相手の理解力が足りないのか。
これ以上噛み砕けないっていうくらい丁寧な説明しても分かってもらえない。
そういう経験をすると真面目に悩みますよね。
私は自分の母親と話すとすごく疲れます。
母親との会話は「正しく伝わらない」ことが多い。
なぜそんな起こるのか、この本を読んでなるほどと思いました。
解決までには至らないけれど、理由が分かれば少しはイライラが減るかもしれません。
読んでいて面白いと思ったのは、「流暢性バイアス」について書かれたところです。
すらすらと分かりやすく説明されるとその内容を信じてしまう、という。
あ〜、夫の話が妙に説得力があるのはそういうことか。
「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? は、とても分かりやすい内容で、面白かったです。
言葉だけで自分の思いの全てを理解してもらうのはすごく難しいことなんだな、って改めて思いました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。