小紅色

食と趣味と息子の話

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今月読んだ本(2025年3月)

 

宇宙はなぜ美しいのか

今まで読んだ宇宙に関する本の中で一番読みやすかったです。

前半は宇宙の美しさについて書かれていて楽しく読めます。

後半は物理の話も出てきてちょっと難しいけれど、例えが分かりやすい。

これまで理解出来なかったことも少しは理解出来ました。

物理学は苦手だけど宇宙のことを知りたい、っていう人におすすめの本です。

 

シャーロックホームズの凱旋

ホームズがスランプに陥ってしまう話から始まる。

ヴィクトリア朝京都という舞台で繰り広げられる世にも奇妙な冒険譚。

読み進めるうちに、だんだんと話にのめり込んでいったところでいきなり突き落とされた気分になる。

なにが現実なのか分からなくなって混乱させられたけど面白かった。

暴いてはいけない闇もあるというのは、今の日本人にとってけっこう深く突き刺さる。

 

殺戮にいたる病

衝撃のラスト。

もう一度読み返さずにはいられない。

実際に最初から読み返してみたら、確かにプロローグで「ん?」って疑問に思った部分がありました。

ヒントはすでにあったのに、すっかり騙されました!

でも最初に読んだ時はね、まだプロローグだし、このあと読み進めたら徐々に分かるだろうと思って読みすすめるんだけど、内容エグいからそんな疑問すっかり忘れて、結局分かったのは最後。

時折感じた違和感も、最後を知れば全部納得出来ます。

 

変な家2 〜11の間取り図〜

それぞれ関連のなさそうな11の間取り図からひとつのストーリーを導き出す。

間取り図を見ながら一緒に考察するのは面白かったです。

フィクションだと分かっていても実話のような気がしてくる不思議さがあります。

 

日曜日はプーレ・ロティ

フランスでの食生活を中心に描かれたエッセイ本。

読むとサラダが食べたくなる本です。

旬の野菜や果物も食べたくなります。

そしてチーズやバターの食べ比べもしてみたくなります。

全てがおいしそうで、フランスでの食生活を本当に楽しんでいるのが伝わってくるエッセイでした。

 

 最後まで読んでいただきありがとうございました。