11年前の震災時に停電を経験し、その後ランタンを買い足しました。今回は11年前の震災の停電時の経験から、懐中電灯だけではなくランタンも必要だと感じたことを書きたいと思います。
懐中電灯
懐中電灯は行く先を照らしたり一点を照らすには向いています。でも全体を明るく照らすことは出来ません。夜暗い中での食事の際には、照明としての役割は果たしてくれませんでした。食事の時に懐中電灯が明かりとして使えず、ランタンが欲しいと強く感じました。
ロウソク
お誕生日みたいだね!と非日常を逆に楽しみ、揺れるロウソクの火は見ているだけで少し癒しにはなりました。懐中電灯よりロウソクのほうが食卓の明かりとしては利用できました。
しかしいつまた大きな余震が来るか分からない中では、優雅に楽しんでばかりもいられません。明かりとして使用するにはそれなりの数をテーブルに置くことになります。それが万が一大きな余震でテーブルから落ちて何かに引火し、火災にでもなったらと思うと不安でした。やはりランタンがあればいつくるか分からない余震だったり火災の不安におびえることなく使えるので必要だと思いました。
当時もう一つ懸念されたのは、風向きのせいで原発による放射能汚染の可能性があることでした。外出は控え、家の窓は閉めて換気口は塞ぎ、なるべく外気に触れないようにという情報が流れていました。停電で換気システムは機能せず、だからと言って窓を開けての換気も十分に行えない、そんな中でロウソクを使用するのは不安でした。
余談ですが、こんな時ぐらいしか使うことないからと、貰いもののアロマキャンドルも出してきて使ってみました。実際使ってみるとアロマ効果でリラックスするどころか、ニオイがきつくて具合いが悪くなりました。こういう時災害時は神経が過敏になっていて香りの刺激がかえってストレスになってしまうようです。
震災後すぐに買い足したランタン
やっぱり全体を明るくする照明は必要だと感じました。電気の復旧まで3~4日かかり、その間くらい我慢することは可能ですが、より安心した明かりは必要です。
今ではランタンとしてだけでなく懐中電灯としても使える便利なものや、おしゃれなデザインのものあるようですね。
災害時、明かりがあるというのはすごく安心につながります。被害によっては停電が何日続くか分かりません。用途に合わせて使い分けらるように懐中電灯やランタンを備えておくと安心です。ただ不安に駆られて、不必要なものまで買ってしまわないように気を付けたいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。