数か月前に歌番組で「sha・la・la・la」を歌う宮本浩次さん見て思いました。この人すごい人だって。そしてなんで今まで気付かなかったんだろうって。
いやいやだって今までテレビで見る宮本さんって動き回りながら髪をくしゃくしゃにして歌う人っていうイメージ。動きのパフォーマンスに気を取られて歌が正直入ってきませんでした。逆を言えば歌よりパフォーマンスが魅力的過ぎたのか?う~ん、確かにそれも一理ありそうですね。どちらかと言うと、歌を聴くよりは宮本さんらしい動きを期待してテレビ見てる自分がいました。
時代が追いついたのか、年を重ねて良さを理解出来るようになったのか。なぜだかあの日は歌声がきちんと心に入ってきたんですよね。この人の歌声すごい!って。
よくある「もっと早く出会えていたら」「もっと早く存在を知っていたら」というのと違って、『前から知っていました、存在感もありました、でもほんとのすごさに気付きませんでした』と。こうやって書いてみると余計悔しい感じ、惜しい感じ、もったいない感じがありますよね。でも遅かったけど、気付かず一生過ごすよりは全然いい。
宮本さんの歌声は、パワフルなんだけどやさしさもあってなんて言ってもソウルフル!そして愛があります。ぜひ歌詞を読みながら聞いてほしい。不思議と涙が出てきます。
あと驚いたのは表現力の豊かさと歌唱力の幅の広さにびっくりします。「ハレルヤ」と「夜明けのうた」を聴いたらその歌声にきっと虜になるに違いありません。櫻井さんと歌っている「東京協奏曲」も宮本さんの魅力を知れる一曲です。
いつでもどこでも気軽に歌を聴けるようになって、多くの曲が一瞬を楽しませてくれて過ぎ去っていくそんな感じで、じっくり聞くこともなくなってました。そんな時代だからこそじっくり聞きたいと思うアーティストに出会えて幸せですね。
秋の夜長をぜひ宮本さんの歌で楽しんでみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。