小紅色

食と趣味と息子の話

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千羽鶴は直接送らずSNSで思いを届けるのがいい

ウクライナ千羽鶴を送るか賛否があるようですが、普通に考えたら分かるんじゃないんでしょうか。

「食糧や医薬品が不足しています」という人々に対して何を送るのが正しいか、相手の気持ちになれば自然と分かることでしょう。

一部も人が誤解しているようで、平和を祈って千羽鶴を作ること自体を否定されたと勘違しているようですね。何かごっちゃになっている人がいるようです。作ることを否定していませんよ。

作るのは自由です。ただ「送るな」と言ってるだけです。

輸送できる荷物に限りはあるし、文化の違いもあります。千羽鶴で命が救えますか?ということです。

私自身は千羽鶴をもらった経験はありません。でも11年前の震災を経験したあの時、もしも送られてきて喜べるかと言ったら無理な話でしょう。

千羽鶴を「送りたい」と言ってる人は実体験に基づいての判断なんでしょうか。震災などのつらい経験時に、食糧などより千羽鶴をもらってありがたいと思った経験から言ってるのでしょうか。あげて喜ばれたという経験からではひとりよがりもいいとこですね。そりゃもらったほうは、社交辞令として喜んだふりしますよ。

本当に苦しい状況にいて食糧と医薬品を望んでいる相手に対して、千羽鶴を送るのは話通じてないことになります。千羽鶴の文化を知らない人からしてみれば、下手したら嫌がらせに捉えられるかもしれません。

今はSNSで自由に発信できる時代です。平和をこめて一枚一枚丁寧に折って作った千羽鶴を、写真と平和のメッセージを込めて、ぜひ世界へ向けてSNSで発信して欲しいです。

直接千羽鶴を送るんじゃなくて、SNSを通して全世界へ発信して、平和への思いを共有するほうがウクライナのためにもなるんじゃないでしょうか。

千羽鶴という日本の文化を守りつつ、押し付けにはならないよう、時代にあった平和への祈りを捧げるのが一番ですね。

 

 最後まで読んでいただきありがとうございました。