
黄色く色付いた秋のイチョウ並木ってほんとにきれい。
仙台市にはイチョウ並木の通りがいくつかあって、車から眺めてそんな風に思っていました。
でも息子と広瀬通駅を利用した日に現実を知ることに。
エレベーターに乗り、地下鉄の改札階から地上階へ。
地上階へ着いてエレベーター扉が開いた瞬間に、息子が思わず「くさい!」って。
エレベーターから出ると、歩道にたくさんのぎんなんが落ちていて、
こんなに臭いの?ってびっくりするほど強烈な臭い。
いや〜、もうどうしよう、って思いました。
だって車椅子で歩道に落ちてるぎんなんを避けて通るなんて無理ゲー過ぎる。
仕方なく臭い臭いと言いながら、ぎんなんの密度が低そうなところをなるべく通って近くのコンビニへ。
コンビニ入ってもなんだかずっとぎんなんのにおいが鼻から離れない。
もしやと思って息子の車椅子のタイヤを見たら、ねっちょり潰れたぎんなんの一部がはりついてやがる〜!
ぎんなんが落ちていないアーケードに入ってから、ウエットティッシュで拭き取って応急処置。
しかも後から知りましたが、ぎんなんでかぶれることがあるんですね。
手まで臭くなったら嫌なので、絶対に手に付けたくないと思いながらタイヤを拭いたおかげで不用意に触ることなく済みました。
家に帰ってからタイヤの溝に入ったぎんなんを丁寧に拭き取り、自分の靴裏も洗ってようやくぎんなんのにおい地獄から解放。
けっこうメンタルやられて疲れました。
イチョウ並木はいつも車で通り過ぎるだけで、その下がこんなに大変なことになってるとは。
実際に経験してみないと分かりませんね。
この時期はイチョウ並木がある歩道は車椅子で通ってはいけないと、勉強になった日でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。