小紅色

食と趣味と息子の話

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読書をするのに理想の場所は?

温泉旅館にでも行って、ひとりゆっくりと読書して過ごしてみたい。

上げ膳据え膳で、好きな時に温泉に入って、誰にも邪魔されず、本の世界に浸りたい。

そんなこと出来たらいいな〜。時折そんな願望を抱いてしまいます。

家にいると色々やることがあって、読書の優先順位は低くなってしまいます。

でも本を読む時間は作りたい。

寝る前とか、ちょっとした合間とかに読むようにはしていますが、なかなか1冊一気に読み切る時間を作るのは難しいところ。

だからゆっくり読書するならどんなところがいいのかな、なんて考えてしまいます。

以前一度だけ、家の外で本を読んだら気持ちいいかも!と思い立ってテラスに出て読んでみましたが、なんだか落ち着かず結局すぐに家に入って終了しました。

残念ながら我が家の庭は読書には向かない場所のようでした。

それとは逆に、意外に読書に集中出来るのが息子の散髪待ちの時です。

息子は車椅子ユーザーなので、シャンプー台に移乗させるのに介助が必要です。

最初は読書しつつも散髪の進み具合をちらちら確認していつでも介助に行けるようにしているつもりが、気付けばシャンプー台の前に移動し終わった息子に「ママ、お願い」と言われる始末。

毎回のように、気を付けていても気付くと読書に集中してしまう。

きっと子どもの勉強がリビングのほうが集中出来るのと一緒で、ある程度の雑音があったほうが集中出来るのかもしれませんね。

こうしてみると読書をするのに「理想とするところ」と「実際に集中できるところ」はイコールではないですね。

温泉旅館とか日常から離れた空間で本を読んだら最高だろうなと思っていましたが、本のいいところはどこにいても本の中にある非日常を味わえることだということを忘れていました。

面白い本ならどこで読んでも面白いですからね。

 

 最後まで読んでいただきありがとうございました。