「嘘つきなふたり」武田綾乃著 読んでみた

今回は「嘘つきなふたり」を読んでみました。

嘘つきなふたり [ 武田　綾乃 ]

偶然再会し、転校によって一緒に行けなかった修学旅行のやり直しをすることに。

光と琴葉、対照的なふたりだけど、母親に人生振り回されたっていう点は一緒かな。

クラスにいそうなタイプの人物設定だからこそすんなり読めた感じです。

久しぶりの再会で過去を思い出しながら光は自分の人生を見つめ直す。

旅行先で出会った人と話したりして人生観が変わるというありがちだけど、ベタな感じが読みやすくてよかったです。

読んでいると独身の頃を思い出し、また女友達と旅行に行きたくなりました。

今思えば好きに旅行に行けた独身の頃はよかったな。

女友達って微妙で複雑な時もあるけれど、やっぱり一緒いて楽しいからね。

今では友達と旅行なんて無理な話だからこそ、読んでいて京都観光をした気分になれた点はよかったです。

京都にはこれまで行ったことないんですよね〜。

だから出てきた知らないところは調べながら読み進めたのでなおさら観光気分になれました。

ストーリーも面白かったし、京都へ行ったような旅行気分も味わえて楽しく読むことが出来る本でした。

 最後まで読んでいただきありがとうございました。