柿を頂いたので、以前からやってみたかった干し柿作りをしてみました。
でも丁寧に枝が切られていて紐を結べるようなところがない!
そこで調べてみたら、ミカンネットを使うとか、竹串に刺すとか、枝がなくても干す方法は色々とあるようです。
今回はクリップを使う方法を試してみました。
まずはクリップを広げて三角にしてアルコールで消毒して準備しておきます。
柿の皮をむいたら三角のクリップをさらに広げてヘタの両脇に挟むようにさします。
クリップをしっかり奥まで挿します。
クリップに紐を通して結びます。
鍋にお湯をわかして10秒ほど湯通ししました。
さすがに鍋に入れたり出したりする作業でクリップが緩くなってしまうところがありました。
柿が落ちないようしっかり刺し直してから外に吊るしました。
出来上がりが楽しみです。
干してから10日後の柿の状態です。
クリップを挿し直すことは一度もなく、ひとつも抜けずに干せています。
揉むと甘みが増し、完成も早まるということで一週間過ぎてから揉んでます。
皮が破れて液が出るとカビが生える原因になるので、優しく「甘くな〜れ」と揉むのがいいらしいです。
なぜゆえ「くしがき」?
長年不思議に思っていたことがあって、母親が「干し柿」のことを「くし柿」と言うんですよね。
なまりのある地域だし呼び方も色々あるだろうと、あえてつっこむこともせずにいました。
でも今回調べて、串にさして干す方法があることを知って納得!
母親の中ではそのイメージが残っていて干し柿のことをくし柿と言ってしまうんでしょう。
いつも実家で作ってくれた干し柿をもらうばかりでしたが、今回自分で作ってみることで色々知れて楽しかったです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。