小紅色

食と趣味と息子の話

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みんなを愛してくれた祖母の話

6年前に祖母が亡くなりました。

祖母が亡くなった後にした、夫と息子との会話。

その内容が忘れられないので、書いておこうと思います。

 

祖母がもう長くないことは分かっていても、いざ亡くなった時はすごく悲しかったです。

悲しいけれど「おばあちゃんはきっと私の守護霊となって見守ってくれるはず」と、

なぜか勝手に思い込んでました。

 

でもそんな悲しみに暮れている中、夫が驚きの発言をしました。

「俺、みんなには悪いけど、家族の中で一番おばあちゃんに気に入られていたと思う。血の繋がりある義兄さんより可愛がられていた自信ある」

 

私( は?は?ええっー? )と目が点。

びっくりしすぎて声も出ず、黙って聞いていたけど心の中はかなり動揺してました。

待って、待って、じゃあおばあちゃんは夫の守護霊になるかもってこと!?

 

すかさず息子も「それなら僕だってすごく可愛がってもらってた」と言い出す始末。

「おばあちゃんといつもソファーで仲良くおしゃべりしてたもん」

いやいや、これは息子の守護霊になる可能性も出てきたぞ。

 

夫の発言をきっかけに、みんなそれぞれ自分がおばあちゃんに一番可愛がられていたと思っていたことが発覚。

てっきり私の守護霊になってくれると思い込んでいたことが、なんだか恥ずかしい。

おばあちゃんは分け隔てなく私たちに愛情注いでくれてたんだね。

 

そもそも私の夫はおばあちゃんからしたら他人なわけで。

でもその夫が一番可愛がられていたと言い出すなんて。

驚きしかない。

祖母は私の夫を家族として受け入れてくれて、すごく可愛がってくれたんだな〜って。

亡くなった後に祖母の愛情深さに気付くなんてね。

今となっては感謝しかないです。

 

さて、そうなると祖母は誰の守護霊に?

亡くなった祖母の取り合いはしたくないので、天国からみんなを見守っていると考えたほうが良さそうですね。

いつか見える人に見てもらいたい気もしますが。

 

 最後まで読んでいただきありがとうございました。