私も息子もHSPでお互い余裕がある時はうまくやれるんですが、余裕がなくなるとしんどくなります。
どうしても「察して欲しい」という気持ちが強い。
「普通この状況ならこうするよね」という自分の感覚が一般的な正解だと思い込みがち。
私の体調が悪くて、夕飯前にお風呂を済ませてしまおうと思った日のこと。
自分のお風呂を済ませてから、続けて介助が必要な息子のお風呂。
体調がいい時でもけっこうハードです。
お風呂に入っている時からずっと「今日ママ頭痛ひどいから」「今日マジでしんどい」と体調不良アピールしてたんですが、息子はお構いなくずっとおしゃべり。
お風呂上がってから急激に吐き気もしてきたので「具合悪すぎるからちょっとご飯前に横なるわ」と言いながら息子の体拭いたりパジャマ着せたりしてたんですが、息子はお風呂上がってからもベラベラと話かけてきて、とうとう私ブチ切れてしまいました。
「もう相槌打つのもしんどいくらい限界なんだってば!」
「さっきからママ具合悪いって言ってるじゃん。ほっといてよ。話しかけないで」
息子のほうは急に私にキレられて固まってました。
あ〜あ、またやってしまった。
なんでしょうね、具合悪いといつつ息子の世話を出来ているからそんなに具合悪いと思われてないのかな。
息子の話しかけに対してそれなりに答えていたから大丈夫だと思われたのかな。
私はちゃんと具合悪いと言ってるのに、なんで分かってくれないの〜〜〜!!!
余裕がない私は、察してくれない息子とキレてしまった自分に苛立ちMAX!
キレ気味に「今すぐ布団に横なりたいけど、あなたをお世話を放り出すわけにはいかないからママは相当無理してるの」と説明。
その後少し休んで落ちついてから息子にキレたことはちゃんと謝りました。
そして具合悪いって言ってるんだから気を使って欲しいとも伝えました。
次の日、今後のことも考えて何が悪かったんだろうと考えてみました。
私:具合が悪いと言葉でちゃんと伝えた
息子:いつも通りたわいのない話をしてきた
この状況に対して
私:話すのつらい、相槌打つのもつらい(言わずに我慢していた)
息子:具合悪いと言いつつも受け答えしてるから続けて話していた
実はこの状況、余裕がない私は察して欲しいビームを絶賛発動中だったんです。
息子に対して「具合が悪い」ではなく、具体的に「話すのもつらい」「少し静かにしてもらえると助かる」「相槌うつのも無理」とブチ切れる前にちゃんと言えばよかったんです。
息子の話を、おしゃべりしたいんだろうなと察して我慢して聞いてあげた挙句、結局我慢の限界がきて自己嫌悪に陥る最悪なパターンになってしまいました。
「察して欲しい」は自分も息子も結局嫌な思いする羽目に。
超能力者じゃないんだから相手の気持ちなん分かるはずがないのにね。
だけど分かったような気でいるから相手にもそれを求めて結果的に自分を苦しめる。
それを回避するために
・具体的に気持ちを伝えること
・自分の感覚と相手の感覚は違うという認識を持つこと
・相手に期待しないこと
余裕があるときは分かっているけど、余裕ない時は忘れがちなことです。
途中で気付きましたが、以前も似たような記事書いてました。
HSPの特性なんでしょうね、「察して欲しい」から簡単には逃れられない。
まあ簡単に克服できていたら苦労しませんね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。