小紅色

食と趣味と息子の話

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「宇宙人と出会う前に読む本」高水裕一著 読んでみた

久しぶりに科学系の本が読みたくなりました。

「宇宙人と出会う前に読む本」だなんて、こんなユニークなタイトルをつけている本はきっと宇宙にそんな興味ない人でも手に取りやすく、読みやすい易しい内容だろうと期待を込めて選んでみました。

宇宙の話は好きです。でも難しい。

その手の本は、物理学とか量子力学とか理解出来ない数式が出てきて自分の頭の悪さを思い知らされる。そういう点では読みづらくて嫌い。

この本のサブタイトルは「全宇宙で共通の教養を身につけよう」

きっと読み終える頃にはこんな自分でもそれなりの教養がつくかもしれないと期待が膨らみます。

宇宙のとあるカフェから話は始まり、11の話で成っています。

それぞれ興味深いタイトルが付いていて、ちょっと難しい部分もたまにありますが、面白く読み進めることが出来ました。

宇宙人と出会うことは実際はないと思うけれど、もしも宇宙人と出会ったら地球と人間についてどう説明するか、とこんな視点で物事を考えるのは面白いですね。

周期表が載ってて、高校の時にテストがあって必死で暗記したなー、なんて思いながら見たけど、えっ?こんな元素あったっけ?というくらい記憶力も衰えていました。

高校の時に理解出来ないというか、イメージが出来なかった原子のでき方がこの本のおかげでようやく分かりました。でもまたすぐ忘れるんだろうけど。

あななたちの太陽はいくつですか?という章は私にとっては衝撃的内容でした。太陽が2個ある惑星なんてそんなこと今まで想像したこともなかった。

地球の常識は宇宙の常識ではないということを思い知らされます。

数のなりたちの話も面白かったです。数の概念は難しいですよね。

面白い考察もあり、楽しく学ぶことが出来ました。

読み終えて私の宇宙偏差値も少しは上がったはず。

宇宙は謎だらけで、見えないものが多すぎる!だからこそロマンがあるんでしょうね。

 

 最後まで読んでいただきありがとうございました。