秋田の県南地域の赤飯は甘い⁉︎
お盆はいつも夫の義母方の実家へ行くんですが、そこでびっくりしたのがなんと赤飯が甘いということ!
同じ県内の生まれですが、私の家では普通の赤飯を食べていました。
だから初めて食べた時は「何じゃこりゃ〜!」というくらい衝撃的でした。
だって普通の赤飯だと思って食べてみたら、甘いんですもの!
親戚の叔母さんが作った赤飯ということだったので、最初は一部地域の味付けなのかと勝手に思い込んでました。
一応夫に「小さい頃から甘い赤飯食べてたの?」と聞いてみたら、「赤飯なんて食った記憶がない」とのこと。夫は赤飯嫌いでした。
でもその後弔事があり用意された仕出しの赤飯も甘かったので、この地域全般で甘い赤飯を食べるのが一般的なんだとようやく理解しました。
以前テレビで「秋田の県南地域は料理に砂糖を多く使う」と放送されていたことがありました。だから赤飯にも当然のように砂糖入れて甘くしてあるんですね。
私の実家は秋田の県央ですが、ポテトサラダに必ず砂糖を入れるし「おぢゃまま」という甘い炊き込みご飯は小さい頃からよく食べていました。
秋田県民、しょっぱい味付けが好きですが、実は甘い味付けも好きですね。
そういえばバター餅も甘い。
ようは「甘じょっぱい」が大好きなんですね!
甘い赤飯はおいしいの?
最初は物珍しくて食べていましたが、今ではすっかりその虜に。
なんかクセになるんですよね。
甘いご飯と、上にかけられたゴマ塩のしょっぱさでエンドレスにいけそうな気になります。
そして何より小豆がおいしく食べれるんです。
小さい頃から赤飯は好きなんだけど、一緒に入っているあの小豆がどうも苦手で。スカスカで味がしない感じがして小豆だけは好きになれませんせした。
でも甘い赤飯だとなぜか小豆を一緒に食べても普通においしく食べれるんですよね。
不思議〜。
実は地域性があった赤飯
甘い赤飯を最初に食べた時はすごくびっくりしましたが、先日読んだ本に今まで知らなかった赤飯が出てきてびっくりしました。
なんと北海道では赤飯に甘納豆を入れて作るんですね。
甘納豆だと色が付かないので食紅で色付けするようです。
先日読んだ「花が咲くとき」の主人公の男の子は甘納豆入りの赤飯が好きだと言ってました。
甘納豆入りの赤飯、どんな味がするのか気になりますね。
毎年お盆の帰省の際に甘い赤飯が食べれるわけではないですが、だからこそたまに食べる甘い赤飯がご馳走です!
最後まで読んでいただきありがとうございました。